「治る」の定義
この定義って結構難しくて、例えばスポーツ障害などで負傷して、その状態が良くなれば「治った」という明確な終わりがあります。
けれども、筋肉が疲労した結果として出ている疲労性の腰痛などは、そもそも組織の損傷があるわけではありません。
疲労が回復すれば痛みがなくなり、また疲労すると痛みが出てくるので、明確な「治った」という終わりがあるようでないんですよね。
だからそのような場合は、「治る・治らない」で白黒をつけるのではなく、コンディションを整えることで痛みが出る頻度を減らす、という概念で捉えた方がいいと思います。
考え方としては生活習慣病と同じです。例えばお酒を飲みすぎて肝臓の数値が悪くなったとき、薬を飲んだり禁酒をしたりして数値が下がれば一旦は良い状態になりますが、
またガンガン飲み始めたら悪くなりますよね?
それと同じで、「治った・治らない」というよりは、節制して良いコンディションを保っていれば症状が出ない、ということなんです。
慢性腰痛なら疲労をためないように心がけるなど、常に良い状態をキープする基準で考えるのが大切です。
具体的には
- 腰痛につながるような疲労の蓄積をなるべく避ける
- 土台となる筋力をトレーニングで鍛える
- メンタル面にも配慮して、脳や心の状態を良くする
このように、「治る・治らない」で白黒をつけるのではなく、日頃からコンディショニングを意識するマインドで判断していくといいと思います。
