ユキカタ整骨院 院長 行方雅人です。
注意してください! 椎間板ヘルニア
と、いうことで
椎間板ヘルニアは主に首と腰に発症します。
背骨と背骨の間の椎間板が損傷して、その裂け目から髄核という
ゼリー状の物質が飛び出てきて神経を圧迫するため、首で起これば手がしびれたり、腰で起これば足がしびれたりします。
ゼリー状の物質が飛び出てきて神経を圧迫するため、首で起これば手がしびれたり、腰で起これば足がしびれたりします。
ここで重要なことをお話します。
椎間板自体は一度損傷してしまうと完治することはありません。
症状はほとんど気にならなくなるレベルになることは多いでしょう。
しかし線維性の軟骨でできている椎間板は血管が通っていないため損傷個所がサラの状態で治るということは残念ながらないのです。
なので一度治まった痛みも何度もぶり返してくるでしょう。
骨の場合は、血管が豊富に通っていて骨折すると血液が骨の細胞を作り出し同じ骨組織として修復できるため『元通り』になります。
例えると、骨の場合は鉄の棒が折れた時、鉄を溶かして繫ぎ合わせ溶接した状態で、椎間板の場合は折れた鉄の棒を接着剤で張り合わせた状態。
わかりますかね?(笑)
接着剤でくっつけるより溶接した方が強いですよね?
なんか接着剤でくっつけても力が加わったら同じところから折れちゃいそうな感じしませんか?
要は、椎間板を損傷させてはいけないのです!!
その為には腰周辺の筋肉はもちろん、それを支える足やお尻の筋肉も良い状態を保って腰に負担をかけないようにしなくてはなりません。
まだ椎間板ヘルニアにまではなっていない方は、ラッキーだと思って椎間板ヘルニアにならない為の『メンテナンス治療』を考えてみて下さい。
残念ながらすでに椎間板ヘルニアになってしまった方でも、症状が出ないレベルに保つ治療はできますので同じく『メンテナンス治療』を真剣に考えてみて下さい。