「考えすぎ」が体をしんどくする

「考えすぎると疲れる」と聞くと、 気分の問題のように感じる方もいるかもしれません。
 
でも実際には、 考えすぎは体にもかなり影響します。
 
 
 
たとえば、
先のことをずっと心配している
人間関係を何度も頭の中で振り返っている
言わなくていいことを言ってしまったか気にしている
失敗を何度も思い返している
まだ起きていないことまで悪い方向に考えてしまう
 
こういう状態が続くと、 脳はずっと働きっぱなしになります。
 
脳が休まらないと、体も休まりにくい
考えごとが止まらないとき、 人はただ「頭が疲れる」だけではありません。
 
体にも少しずつ影響が出やすくなります。
たとえば、
 
呼吸が浅くなる
首や肩に力が入りやすくなる
お腹がかたくなる
眠りが浅くなる
疲れが抜けにくくなる
胃腸の調子が乱れやすくなる
 
こうしたことは珍しくありません。
 
つまり、 考えすぎは、体の緊張をつくりやすいんです。
 
なぜ「考えすぎ」で体がしんどくなるのか
脳は、不安や心配が続くと、
「何かに備えなきゃ」「気を抜けない」と判断しやすくなります。
 
すると体は、無意識に警戒モードに入りやすくなります。
 
この状態では、
息を深く吐きにくい
筋肉がゆるみにくい
眠っても回復しにくい
体の違和感に敏感になる
 
ということが起こりやすくなります。
 
つまり、 まだ何も起きていなくても、
考え続けているだけで体は消耗しやすいということです。
 
心配し続けることが「準備」になるとは限らない
まじめな人ほど、
「ちゃんと考えておかないと」 「心配しておけば失敗しない」
と思いやすいです。
 
もちろん、考えること自体は悪いことではありません。 先を見通すことや準備することは大切です。
 
でも、考えても答えが出ないことを何度も繰り返してしまうと、
それは準備よりも、脳と体の疲労につながりやすくなります。
 
たとえば、
もう終わった出来事を何度も反芻する
まだ起きていない未来を何度も不安に思う
自分を責める言葉を頭の中で繰り返す
 
こうした状態は、 脳にとって休みのない状態です。
 
体の不調をみるとき、思考のクセも大切
肩こり、首こり、疲れやすさ、眠りの浅さ。
こうした不調があると、 体だけを何とかしようとしがちです。
 
もちろん、体を整えることは大切です。
でもそれと同じくらい、
いつも考えすぎていないか
不安を抱え込みすぎていないか
自分に厳しすぎる声かけをしていないか
 
こうしたことも見直す価値があります。
 
なぜなら、 思考のクセが体の緊張をつくっていることがあるからです。
 
「考えないようにする」ではなく「休ませる」
 
ここで大切なのは、 無理に「考えないようにする」ことではありません。
 
考えないようにしようとするほど、 逆に気になってしまうこともあります。
 
だからおすすめなのは、 脳を少し休ませる時間をつくることです。
 
たとえば、
深く吐く呼吸を数回する
スマホや情報から少し離れる
静かな時間をつくる
頭の中だけで考え続けず、紙に書き出す
今やっている感覚に意識を戻す
 
こうしたことでも、 脳と体の緊張は少し変わります。
 
【まとめ】
「考えすぎ」は、 気分だけの問題ではありません。
 
考え続けることで、
呼吸が浅くなる
体がこわばる
眠りが浅くなる
疲れが抜けにくくなる
胃腸の調子も乱れやすくなる
 
ということが起こりやすくなります。
 
つまり、 考えすぎは体をしんどくするんです。
 
だからこそ、 体の不調を整えたいときは、
体だけでなく、頭の働きすぎにも目を向けることが大切です。
 
脳を少し休ませることも、 立派なセルフケアです。

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