腰痛とエクササイズ by ユキカタ整骨院

腰痛を解消、予防するのに一番適したエクササイズは何でしょうか?

 

Diverse Hands Holding The Word Exercise

現在、最も行われているのは『体幹トレーニング』です。体幹とは体の幹(みき)、つまり背骨(脊柱)に付いている深層筋(インナー・マッスル)のトレーニングです。

 

インナー・マッスルの働きは、浅層筋(アウター・マッスル)がパワーを発揮する役目であるのに対して、バランスをとることが役目であると言えます。

 

例えば綱渡りやバランスボールの上に立つとか、バランス感覚を必要とするトレーニングこそがインナー・マッスルのトレーニングになります。

 

一昔前は、腰痛予防といえば腹筋を鍛えろ!  が当たり前でしたが、近代スポーツ医学では体幹筋(インナー・マッスル)を鍛えろ!   です。

 

ただ、アウター・マッスルがウエイト・トレーニングなど強い負荷をかけて『歯食いしばり系』の辛いトレーニングなのに対して、インナー・マッスルのトレーニングはあまりパワーを使うトレーニングではありません。上級編になるとそれなりに一般人にはしんどいメニューもありますが、アスリートでもない限り、そこまでのメニューをやらなくても十分効果が出ます。

 

もちろん従来のトレーニングは全く無駄だということではありません。腹筋が強くなって悪い訳ありません。

 

ではなぜ体幹トレーニングがアスリートの間に急速に普及してきたんだと思いますか?

 

それはガンガン筋トレをしているアスリートでも腰痛を訴える人はたくさんいました。

 

もし腹筋が弱いから腰痛になるんだ!  というならば見事にシックスパックに割れた腹筋の持ち主の腰痛はどう説明すればいいのでしょうか?  

 

 腹筋が弱いからという理屈はちょっとおかしいな?  ということになります。

 

そこで開発されたのが体幹トレーニングです。

 

スポーツ医学の発展とともに体幹筋の重要性がわかってきました。

 

でも医学の常識は日々変わります。未来永劫体幹トレーニングがNo.1とは限りません。

 

でも現時点では最良の腰痛予防のエクササイズだと言われています。

 

だかこそ現在アスリートが例外なくこの体幹トレーニングを取り入れているのです。

 

そんないいものを一般人も取り入れない理由はないと思いませんか?

 

体幹トレーニングとストレッチングを行うことでかなりの確率で腰痛を起こす頻度は劇的に減ります。

 

アウター・マッスルのトレーニングの優先順位はその次位でいいと思います。余力があれば、という感じでいいと思います。

 

アスリートは競技によってはアウター・マッスルのパワーが必要不可欠なので、そこらへんは一般人とは違いますが・・・。

 

アスリートは競技のパフォーマンスを最大化することに目的意識を持っており、腰痛予防だけがトレーニングの目的ではないので(笑)

 

 

【まとめ】

腰痛予防のエクササイズの王道は

・体幹トレーニング

・ストレッチング

・その次に腹筋トレーニング他

 

今回お伝えしたかったことは以上になります。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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