『腰の椎間板ヘルニア』って整形外科で言われたんですけど・・・
と言ってウチに来る患者さんが大勢います。
普通からいうと『じゃあ何で整形外科に通わないの?』と思うでしょう。
わざわざ通院をやめてまで整骨院に来るのかというと、『治らないから』に他なりません。
そういう方に『どんな治療を受けてましたか?』と尋ねると、ほとんどの方は
・腰に電気をかける
・腰をけん引する
・湿布を張る
・鎮痛剤とビタミンB12を飲むように言われた。
・腰をけん引する
・湿布を張る
・鎮痛剤とビタミンB12を飲むように言われた。
といったところです。
では、なぜこれで治らないのでしょうか?
まず、上記の治療法から分かるのは『腰』しか診ていないということです。
そしてもっと重要なことは診断を受けたのはレントゲンなどの『画像診断』ですが、画像上『腰椎椎間板ヘルニア』であっても
必ずしもそれが痛みの原因とは限らないケースが非常に多い
という事実があります。
これは別に私の主観で言っているのではなく、整形外科医もその事実は誰しも知っていることです。
では、画像診断では分からない痛みの原因となりうるものは何でしょう?
それは『筋肉・筋膜』です。
上の写真の赤い部分は『筋肉』で白い部分が『筋膜』です。
筋膜とは、筋肉を覆っている組織で治療業界では10年ほど前から
徐々に認識されはじめ、一般的にはここ1~2年前からテレビなど
で取り上げられるようになりました。
筋膜は全身に12本のラインがあり、全身を覆っているボディスーツのようなものです。
筋肉の一部が硬結するとその部分の筋膜が収縮し、そことつながっている離れた場所に引きつれを起こし痛みを感じることがあります。
こちらの動画をご覧ください→http://bit.ly/2fMZ5ml
例えばふくらはぎの筋肉が疲労などで硬くなり収縮を起こすと、
そことつながっている腰などに痛みが来ることがあります。
そことつながっている腰などに痛みが来ることがあります。
その場合、そもそもの原因は『ふくらはぎ』でその結果、腰痛に
なったということです。
なったということです。
であれば、腰に電気を当てたり、腰をけん引したりしてもダメですよね?
この場合、ふくらはぎの筋肉を緩めることで筋膜の緊張が解けその結果腰痛が治ります。
つまり、原因は『痛い場所にあるとは限らない』ということです。
だから、もしあなたが腰痛治療しているのにも関わらず、なかなか良くならないと感じるならば原因は腰にはないという可能性が大です。
足以外にも『首』が原因で腰痛を引き起こしている場合も多いので
『腰痛=腰が原因』ではない!
ということを覚えておいて下さいね。
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ユキカタ整骨院
発行者:行方雅人
〔E-mail〕info@koshi.link
URL http://www.yukikata.jp
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東京都目黒区鷹番3-13-5
シャンボール学芸大学101
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