梅雨時は湿度が高くなんとなく体調
が悪くなりませんか?
では、なぜ湿度が高いと体調が悪く
なるのでしょうか?
そこで注目したいのは
湿度が高い時と低い時の汗の量です。
あるテレビ番組でこんな実験を
していました。
室温が28℃で
湿度40%の場合と、
湿度90%の場合で
運動させた場合、汗の出方に差は
あるのか?
という実験です。
あなたはどちらが多く汗が出ると
思いますか?
映像を見ていると湿度90%で運動
したときの方が明らかに汗だくにな
りツラそうでした。
私もそれを見て「こんなの実験する
までもなく、湿度が高い方が汗が出
るに決まってるじゃん!」
と思い見てました。
ところが・・・
汗の分泌量を正確に測ってみると、
3:2で、なんと湿度40%の部屋
で運動したときの方が発汗量が多か
ったのです!
ちょっと信じられませんでした。
その理由はこうです。
まず、汗というのは発汗している
そばから乾燥していると蒸発して
いきます。
しかし、湿度が高いと蒸発できない
ためダラダラと流れ、皮膚にいつま
でもまとわりついています。
そうすると皮膚がふやけた状態になり
、汗腺をふさいでしまい、汗がうまく
出なくなってしまうのです。
だから、見た目は汗が乾燥しないで
残っている湿度の高い時の方がたく
さん発汗しているように見えますが
実は逆なんですね!
では、汗腺がふさがって汗が出にく
くなると、どういうことが起きるのか?
それは体内に熱がこもって熱中症に
なりやすくなります。
通常、暑いと汗をかきますよね?
それは汗をかいて、それが蒸発する
ことで「気化熱」が奪われて皮膚や
体内の熱を下げてくれます。
暑い日に道路に水まきをすると涼し
く感じるのもこの原理です。
しかし、湿度が高いと汗が乾燥しな
いため、気化熱が奪われなくなって
しまい、追い打ちをかけて汗腺まで
皮膚がふやけることによりふさがれ
てしまうと、さらに熱が体にこもっ
て熱中症になりやすくなります。
熱中症にならないまでも体調が悪く
なるのは想像に難くないですよね・・・
では、どのような対策を立てれば
よいのか・・・
水分補給はもちろんなのですが、
皮膚にへばり付いた汗を小まめに
拭きましょう!
汗がいつまでも皮膚にへばり付い
ているから皮膚がふやけて汗腺が
閉じてしまうのです。
だからふやけさせない様に汗を拭
きとることで予防できます。
そして余分な汗を拭きとることで、
乾きやすくなるので気化熱を奪う
ということにもつながります。
だから湿度が高い時に汗をかいたら
1.水分補給
2.汗を拭きとる
ということに注意してみて下さいね!
◆◇◆◇語源の豆知識◆◇◆◇
日本語の語源って面白いですよね~
当たり前に使っていた言葉が実は
本来の意味でなかったりして^^
今日は「 へなちょこ」の語源に
ついて調べてみました。
・・・・・・・・・・・・・・・
明治時代、当時の新聞記者たちは
神田明神内の料亭開花亭で、よく
宴会を開いていました。
卓上に、とっくりとおちょこが並
べられていたのですが、そのおち
ょこは黒土で出来ていました。
そして、新聞記者たちがそのおち
ょこに酒を注ぐと、ブクブクと音
を立てて、おちょこが酒を吸って
しまったのです。
「へなちょこ」の「へな」とは
「黒色の粘土」のことであり、
つまり「へなちょこ」とは黒土で
できた、おちょこのことなんです。
そこで、そんなお粗末なおちょこ
は使えないということで、つまら
ないものを指す隠語として
「へなちょこ」と言っていたのが
一般的に広まったということです。
つまり、この言葉は江戸時代には
存在しなかったわけで、時代劇で
たまに使われているのは、
ちょっとおかしいということに
なります^^
┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏┏
ユキカタ整骨院のブログ
〔E-mail〕ys37164030@gmail.com
┏┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌┌
┌┌┌┌┌
┏┌
┏┌〒152-0004
東京都目黒区鷹番3-13-5
シャンボール学芸大学101
┏┌ TEL:03-3716-4030
┏┌
総合サイト
http://www.yukikata.jp