オフィスでできる背筋、肩甲骨のストレッチング

『コリ』とは筋肉内に疲労物質の『活性酸素』が溜まって血行不良も手伝いなかなか排除されなくなってしまった状態を言います。

以前は疲労物質は『乳酸』と言われてきましたが、最近の研究結果でどうも違うようだ、という事になってきました。

医学の常識は変わっていくものですね。

その『コリ』を和らげるにはとにかく血行を良くすること。

その方法は色々あって、温める、マッサージをする鍼灸治療をする、一度冷却をして血管を収縮させ、解除した時に生体の元に戻そうとするフィードバックを利用した方法、ストレッチングなどがあります。

今回はオフィスでも出来る簡単ストレッチングをご紹介致します。

なぜストレッチングが血行を促進するかというと、筋肉を伸ばしたり縮めたりすることで血管が刺激され血行を促進し、コリやむくみを改善させることができます。

この仕組みを『筋ポンプ作用』といいます。

オフィスなど、あまりスペースのない場所でもちょっと工夫すれば色々なストレッチングが出来ますので是非お試しください。

※ストレッチングは伸ばす時にゆっくり息を吐きながら伸びきった状態を20~30秒静止した後元に戻し、1日3セット位行って下さい。但し、無理に伸ばしすぎるとかえって筋肉を痛めてしまうので気を付けて下さい。

★背中の筋肉の緊張を和らげるストレッチング★
オフィスワークなどで前かがみになって作業をした場合、まっすぐいい姿勢でいる場合の2~3倍首から肩、背中の筋肉に負担がかっかてしまいます。

1.手を組んで思い切り伸びをする。
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2.伸びをした状態で背もたれを支点に反り返る。
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3.手を組んで思い切り腕を前に突き出す。この時肩甲骨の間を伸ばすイメージで行う

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