ほとんどの腰痛の根本的な原因は「筋肉疲労」にあると以前申し上げました。
では、具体的にどういうことが原因になるのでしょう?
大きく分けると
1.動かしすぎ
2.動かなさすぎ
要するに仕事や運動でハードに筋肉を使いすぎ(オーバーユース)、筋肉に疲労物質が溜まりつらい状態になってしまう状態です。
座りっぱなし、もしくは立ちっぱなしなど静止した状態で長時間いると、筋肉の伸縮運動ができていないため、血管への刺激がないため血行が悪くなり、これはこれでつらくなります。
デスクワークなどは特にこのパターンが当てはまります。
それに伴うのがパソコンなどを行うときの姿勢の問題です。
どうしても前かがみになりますよね。
ピシッとまっすぐ立った時の姿勢を「0」とすると15°頭が前傾すると首から肩、背中にかかる筋肉への負担は「2~3倍」になります。
頭の重さが約5Kgなので10~15Kgの負担になります。
30°前傾すると「5~6倍」になります。実に25~30Kgの負担になります。
この重さのものを持ち上げてみてください。
メチャクチャ重いですよね(笑)
これじゃ~筋肉も疲れ切って肩がこったり、首が痛くなったりするのも無理ないですよね^^
腰もまっすぐ立っている状態と腰を15°、30°とおじぎした姿勢をとれば、同じレベルで負担がかかります。
その他に椅子に座った状態は立っている状態と比べると腰の関節にかかる負担は1.4~1.5倍になるといわれています。
つまり座りっぱなし自体が腰痛の原因になってしまうのです。
長距離トラックやタクシーの運転手に腰痛が多いのはそのためです。
では、どのような対処をしたらよいのでしょうか?
一番いいのは原因になるようなことをやらない、もしくはちょっとやそっとではビクともしない強い腰に鍛え上げる、という事です。
原因になることをやらないといっても、それが仕事だったら、そうもいかないですよね?
だから、まずは鍛えましょう。
昔は腰痛予防というと「腹筋と背筋」を鍛えろ!
と言われていましたが、アスリートなど腹筋も背筋も人並み以上ある人でも、腰痛持ちが一向に減らなかったという事実があったので、スポーツ医学の研究により現在では
「体幹トレーニング」が最も効果的だという事が分かってきました。
体幹トレーニングとはからだのコア(芯)の筋肉のトレーニングで、筋力をつけるというよりはバランスをよくして体の使い方、コントロールを上手にできるようにするというのが目的になります。
そうすることで腰痛になりにくい体になります。
もう一つは仕事の合間でもできるセルフケアを小まめにやって、疲労を蓄積させないようにすることです。
8時間デスクワークをするにしても、全く姿勢を変えないで仕事をした場合と、適度にストレッチやツボ刺激などをやりながらの8時間では、疲労の蓄積度は全く違います。
なので、まず疲労を溜めないようにセルフケアや姿勢に気をつけながら仕事をした上で体幹トレーニングをする、というのが究極の対処法です^_^
それでも追いつかない部分はユキカタ整骨院で治療を受けましょう(笑)
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